塾講などをしていると、子どもたちやそれを取り巻く環境などに、どうしても考えを巡らせてしまう。
ここのところよく思うのが、親の教育に向ける態度のあやふやさだ。
そこそこ学費の高い塾や学校に通わせているのに、テストで赤点取ったり成績がのびなかったりしても何の音沙汰もない。
一体何のために90分に5000円つぎ込んでいるのだろう。
国語が出来ないと知っておきながら本を読ませることもなく、算数が出来ないと知っておきながら電卓つきの腕時計を買って与える。
宿題をしてこないと面談で訴えると「やっぱりそうですよね〜」と悪びれない。
言葉は悪いが、公立中学の定期考査ごときで赤点をとってしまうような息子を無条件で信じているような親はやっぱりどうかしているのだ。


学校もよく分からない。
内申評価は都立高入試の結果をも決める絶対評価の筈なのに、平均で90点をとっているS中学の子が4で、75点のC中学の子が5と言うのはどういうことなのか、納得の行く説明をしてほしい。


義務教育のしわ寄せが高校に、高校のしわ寄せが大学に行くが、少子化でカスでも入れるために表面には出てこない。
やっぱり僕は子供が欲しいと思っているのだが、このアフォみたいな教育環境を早いとこなんとかしてくれないと、不安だらけで仕方がないんだよ…