金曜日なので二郎。


西友の前でいつも通り行列をチェックしようと思ったのだが、なんと全然並んでいなかった。
慌てて入り口を見たら普通にやっている。いつもの新人さんと助手さんが、談笑しながら麺をあげていた。
何がおかしいのかも分からずぼーっとつったっていたのだが、「お客さんサイズを」と呼び掛けられてふと我に帰る。
慌てて「小!」と叫び、狐につままれた気分で食券を購入。


小ブタ全マシ。
出てきたときに何か妙な違和感を感じた。そして三口目で気付いた。
トウガラシがかかっていない。
アブラマシなのにトウガラシ無しかよ…と思ったが、クレームをつけるのも面倒臭かったのでそのまま食す。
だが一口食べて怒りが消えた。
カエシがやたら旨い。
麺と絡んでいるところなど、心地よい鹹味に透明感のある甘さが溶けあっていて箸が止まらない。
トウガラシ抜きだからこその甘さか?
ブタもいつもの2割増しで、ゼラチン質の多い僕の好きなタイプだった。
ただ、アブラがほとんど液体で表面に層を形成しており、トウガラシ無しでは胸やけがしてしまった。あとヤサイは多かったがニンニクがマシじゃなかった。


まあその辺の不満も消しさるほどカエシとブタが良かったので良しとする。今日ばかりは油そばを頼めばよかったなぁ。
そして、やっぱり僕は誰かさんみたいに禁二郎は出来ないなぁということを再認識した。


店をでると少し列が出来ていた。やっぱりよく分からない。