wacky22006-03-25

帰宅しました。


終わってみると中々良いスキー場だったかな〜とも思うわけだけど、いろいろひどい目にあったのも事実…


何故かリフトがとても危険で、降りる時に上手く立てずに転倒してしまう人が多発していたので、しょっちゅうストップした。
宙ぶらりんのまま放置されるのはあまり気分の良いことではない。。


高所恐怖症な連れはこれだけでもプルプルしてたのだが、本当の恐怖はそのあとにあった。


上側に着いてリフトから降りるとき、僕は上手く板に体重を乗せきれず(多分みな同じ原因)引っくり返ってしまった。
しかし操作室のオジイチャンがよそ見をしてリフトを止めてくれなかったため、僕は起き上がり端を後続のボーダーにのされ、更にリフトに後頭部を強かに打ち抜かれて雪に顔面を打ち付けて挽きガエルの様になった。

ギリギリ生還した僕をまるでオバケを見るような目で眺めていた連れがとても印象的だった。
よっぽど大変な状態だったのだろう。。


「中級コースでパラレルターン」が今回の達成目標だったのだが、日陰が全面アイスバーンで流石に転ばないのが精一杯だった。
しかも初級コースはへたっぴボーダーが溢れかえっていて、みんなゲレンデのど真ん中にへたりこんで談笑してやがる。
やるぶんには構わんがせめてはじっこに寄れっつの。。
あとボーダーが転んだあとが盛り上がってモーグル状態になっていて、最後の方はとても
初級コースとはいえない状態になっていた。
ボーダーとスキーヤーはやはり合い容れない関係なのだろうか…


‥‥‥‥‥


でも頂上からの360°大パノラマは最高だった。
頂上は雪がそのままの状態で残っていて、ハイマツの間に出来た雪山の谷でいちゃついていたら登山客に見られてちょっと慌てる。


安達太良山を望む方向に「この上の空がほんとの空です」と書かれた碑が立っていた。
雲一つない青空が純白の安達太良山を包み込んでいて、光太郎と智恵子のあどけない会話をそのまんま書割にしたような美しい景色だった。
思わず横の小さな手を握り締めた。。


‥‥‥‥‥‥‥


とまぁいろいろあったけど、二人とも五体満足で帰ってこれたので良しとします。
何よりただだしね。。
ムカエダ君に多謝。。
今度のサークルにお土産を持っていけたらいいな。。