今年は結局山菜を採りに行ってない。


僕は秋のキノコと同様に春は山菜に夢中になって、野山をバンビの様に駆け回っては遭難しているのだが、今年はいろいろ有って行く暇がなかったのだ。


でも、やはり彼らを食さないことには僕の春は来たことにならないので、テレビで特集されていたりデパートの店頭を飾っていたりするとココロが奪われてしまう。


今日も、朝から秩父に芝桜を見にいったのだが(とてもきれいでした。埋め尽さんばかりに咲く花は天つ国の喩えならんや…)探訪を終えて戻る道すがらで朝採りのウドやらタラの芽を直売しているのを見て気になって仕方なくなってしまった。


結局山ウドを購入。
茎はサラダや酢味噌和え、葉は天ぷらに…など考えてヨダレが止まらない。


まったく、つくづく業の深い人間だと思う。