懐古的

小学生を長時間教えると、表情筋がつってしまう。


無意識に笑おう笑おうと努めているからだろう。
ただでさえ怖い顔をしている癖に、初見の人には無愛想になってしまいがちなのは僕のウィークポイントだ。


日頃からもっと素直に笑えないのかと思うのだけど、身に染み付いたポーカーフェイスの癖はそうかんたんには抜けないらしい。


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さて、今日教えた子は中学受験をする予定なのだが、志望校はなんと早稲田と巣鴨だけに絞るのだという。
決して出来ない子では無いのだが、それでもこの時期から初めるにはやや厳しい。
ごく一部の人間しか分からんだろうけど、英進館で言うと6AⅠから附設を目指すようなもんである。


それでも諦めろと言えないのは、6AⅠから附設に受かった人間を知っているからで…


僕自身5年生の時はちょっと無理かな〜…って思われてたけどなんとかなったのだから、なんとかならないとは絶対に思わない。
算数が苦手で国語が稼ぎ頭なのに算数がムズいとこ受けるってのも一緒だし…


正直、彼を受からせてあげられるのは僕しかいないような気がしている。


小学生を教えるのはとても苦手なのだけれど、そして僕自身ほとんど自信は無いのだけれど、彼の算数なら担当してもいいと思った。
まあ、勤務時間が延びるわけじゃないしねw