今日は朝から御殿場のアウトレットモール&きのこ狩りツアー@富士山へお出かけ。
もちろん後者は僕だけであるが。


横浜青葉から東名高速に乗り、一路御殿場を目指す。
教習時代はスピード狂でならしていた(笑)のだが、実際に乗ると120km/hが限界。
それ以上は東名では死を意味する…少なくとも素人ドライバーにとっては。。
あとトンネルがすごく怖い。10キロ続いたら多分発狂する。


御殿場ICから東富士五湖道路を乗り継いで富士吉田へ。
初めて富士登山した時も、吉田口からスバルラインだった。
もう4回目くらいなのでだいぶ慣れてきている。


でもスバルは人が多いと思われたので、お隣の滝沢林道で探すことにした。
0合目から丹念に探していくが、タマゴタケが少し採れたくらいでめぼしいものはなかった。
この高さはまだ生えていないということなのだろう。
3合目くらいから少しずつ見られるようになってきたが、ジモッチーと思われる人々が人海戦術で漁っていて食菌はほぼ全滅。
仕方ないので彼らを追い抜き、通行止めのところまで行って車を止め、奥に向かって歩き探る。
標高的には2000mほど。息切れや軽い頭痛などのいわゆる高山病に悩まされながらもずんずん進んでいく。
この高さになると樅や椴松、唐松なんかがメインになってくる。生えていないわけはない。


最初に見つけたのはクロラッパタケ
これは日本では採る人はいないが、欧州特にフランスでは珍重され、同種のGirolleと同様に利用されている。
まあきのこ狩りに来るジジババには合わない味だろう。
群生していたのでかなりの量になった。
そのまま尾根筋を進むと、おそらく取り残しであろうハナイグチとウラベニホテイシメジ
これはどちらもこの山の超人気菌で、よくもまあ見つからなかったなぁと感心。
崖沿いに歩いて砂防を渡ったところで、枝の下敷きになっているキノコを発見。
形からベニタケ属であることは分かったのでどうせまたキチチタケ(不食)だろうと思って流しかけたが、採集してみてびっくり。アカモミタケである。
こちらも人気菌で、はじめて見たので感動は大きかった。
このカタルシスが僕をなおも深みに連れて行くのだろう…
戻りでフウセンタケモドキとチャナメツムタケ、ヤマイグチを2,3拾い、満足して車に戻る。


河口湖で不動のほうとうを食べてモールへ向かう。
が、渋滞がとてもひどく、断念して家に帰ることに。
しかし東名も事故渋滞で止まっており、足柄PAで休んで夕食を食べることに。
このクソ混む時間に事故なんか起こすなっつの。。


その後さっぱり動かない車の中で「TUBE大カラオケ大会」が行われたのは言うまでもない。


家に帰って早速調理する。
タマゴタケ、クロラッパタケ、アカモミタケ、ヤマイグチはホワイトソースと合わせてパスタに仕立てる。
それぞれ香りが高く味が濃厚でとてもおいしい。
フウセンタケモドキ、チャナメツムタケ、ハナイグチはお吸い物に。
こちらも確かに美味しいが、圧倒的人気の意味は良く分からない。
ぬめりがあればみんな何でもいいのかなぁ?