その2

ぷは〜。。ぬくぬく。にゃあ。


さて、対談からはちょっとはなれて
ちょっと卑近なお話だが。


最近帰国した姉貴と最近よくアニメの話をする。
姉貴自身はその手の知識はさっぱりだったのだが、弟がヲタであるのと彼氏?(シンガポール人)がヲタであるためにだいぶん詳しくなってきている。


んで、姉貴はオーストラリアで、その道ではいちばん知られている同人界の神、みたいな人の作品を見たという。
それは素人目にも分かるほどに下手くそであったというのだ。
別にそういう絵が好まれているというのではない。
日本のアニメや漫画が人気があって、それを精一杯模倣した結果がそうなのだという。
姉貴は、他の国では日本のようなクオリティは死んでも出せない、と言い切った。
だから、今こそ日本がそのクオリティを以って世界を制覇すべきだ、アンタもアニメ界でそれなりの人間なんだからそれを推し進めるために尽力しろ、みたいなことを熱く語られた。


姉貴の意見はちょっと過激かもしれないけど、その内容については前にヒゲダディが言ってた「『アニメにおけるハリウッド』としての日本」てやつとあんまり相違ない。
しかもここまで「ジャパニメーション」という言葉が汎世界的になっている今、ハリウッドのような文化侵略的な征服ではなく、平和的な同意の上での制覇さえも可能ではないか、という気すらする。
それには、日本以外での技術の向上と、そのための日本の技術の輸出・伝達が必要だと思う。
新しいモノを定着させるには、その技術を得て自国の産業に取り入れることが一番の近道であって、日本にしかそれを伝えるノウハウは無い。
僕ももしアニメ産業につくなら、そういった仕事ができたらいいなぁと思ったりしている。


今度2月にシンガポール人の彼が、2週間ほど泊まりにくる。
そのときに外国人の彼の口から、日本のアニメへの意見やなんやらを聞けたら良いなぁとおもう。
もちろん、そのときまでに英語をしゃべれるようになってなくてはならないのだが。。