キーワード作文シリーズ

半袖になると、いろいろな所を訪れるたびに
「…白っ!」
「あの人白いねぇ…」
という囁きが聞こえてきてウツになる。
今日も生徒に「あの白い先生」って呼ばれてつい大猿化しそうになった。


確かに僕の二の腕は世間の女性たちに申し訳無いほどに美白である。
まさに病的な白さ。


これはなにもワザとやっているわけではなく、紫外線がアトピーを再発させかねない事や、そもそも根本的にメラニン色素が少ないなどの理由で仕方なく我慢しているのだ。


それなのに連れが僕を見る度に溜め息をつくので最近ちょっと気になってしまっている。
確かにぶっちゃけもう少し黒くてもいいと思うし、せっかく鍛えてもどうしても見劣りしてしまうのは否めない。


でもなぁ〜日焼けしても真っ赤になってすぐ皮が剥けて終っちゃうんだよね。
へたすりゃ痣になって残るし。
小学生の頃顔中に水ぶくれ作っていじめられたことあったから、トラウマもどきになってたりするのです。


ちくしょー、なんか食べたら黒くなる食材とか無いかなぁ。
無いものねだりでも、ちょっぴり深刻な悩みなのです。。