キーワード作文その2

地下2階の研究書庫で、見上げるほどの本棚に埋もれながらゆるやかに腰を下ろして溜め息をつく。


何も悩みがあるわけじゃなくて、こうするとなんか自分が本の虫になったみたいで気持ちいいのだ。


新刊古本とりまぜられた独特の匂いと、ごちゃっとした背表紙の文字列に吸い込まれるような気分がして、ビブリオマニアの気分がちょっぴり解る。


いっそのこと紙魚になってみたい。。
なんて奇妙な思いがふと胸に沸き起こった。


姿形は正直あまり気持ちの良いものじゃ無いんだけど、
誰も開かない古本の隙間をするすると歩き回りながら、黄ばんだページのはじっこをぽりぽりとかじる様な気ままな生き方は、今の僕にはちょっぴり羨ましいみたいだ。


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疲れてるんだろうなぁ〜…
カラダがじゃなくて頭が。


今日はフラ語の宿題をちゃっちゃと終わらせて、早いとこ寝てしまおう。
そんで明日はごろごろ〜ってしてぎゅーってしてまったりするんだ。